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面白い漫画のための要素を考えてみる
ふと思いついたんで備忘録的に。
「面白い漫画」に共通する要素は何かというのを聞かれたとき
私は「オーラのあるマンガ」と表現します。
なんというか話の展開も設定もありきたりだし台詞回しが特にぶっ飛んでるわけでもないけど
無性に面白い漫画ってのがありそういうのはほぼ例外なく売れてます。
この「オーラ」というのが何かというのをちょっと論理でできるとこまで考えてみたいと思います。
まぁ上手く説明できねーから「オーラ」って言い方してるんだけども。
まず例題として「桃太郎」をあげてみましょう。
名作ですが一般的に漫画を読む年齢層が読んで面白いもんではありません。
ではこれを漫画にしたとき何を改変をすれば一番面白くなるか?
基本ストーリーと登場人物は変わりません。
それを要素ごとに改編した場合
一番面白くなる要素を明確にするために
変更点を箇条書きにしていきたいと思います。
「絵が超美麗な桃太郎」
・・・・多分一回読んだらというか絵を眺めたらもう満足ですね。
「話にこだわった桃太郎」
犬猿キジを仲間にする際に駆け引きやドラマや過去があるんでしょう。
まぁ面白いっちゃ面白いとおもいます。
「設定にこだわった桃太郎」
実は鬼が島はどうこうで~桃から生まれた秘密は~といった感じでしょうか。
まぁ面白いっちゃ面白いです。それほどでもないけど。
「言い回しがブラックラグーンな桃太郎」
キジ「よぉ。桃の字。鬼退治に行くんだって?物好きな野郎だ。
神がお留守の肥溜めみてぇな島へ
わざわざケツに金棒に突っ込まれに行くってんだからな」
桃「かわいそうに鳥頭が。雉も鳴かずば撃たれまいってママに教わらなかったか」
犬「ヘイ。そこまでだ。取引ってやつぁcoolにやるもんだ。それで世はこともなし。そうだろ?ピーチボーイ」
・・・・・大分面白いと思います。
「心理描写がカイジ並みに詳細な桃太郎」
(ばかなっ・・・キビ団子3つ要求・・・だと・・・!?
ありえないっ・・・強欲っ・・・この猿・・・強欲・・・っ
応じるわけにはわけにはいかない・・・っ
コイツに3つくれてやれば当然犬も同じ数を要求してくる・・・っ
キビ団子が鬼が島到着前に尽きる・・・っ確実に・・・っ!!)
うん。普通に読みたいです。
とりあえず列挙した中では
心理描写を徹底した桃太郎が一番面白いと思います。
次点で言い回しが面白い桃太郎。
ストーリーや設定は2の次って感じですね。
これは心理描写というのが
漫画のキャラクターに共感させる為の最重要要素だからではないかと思います。
つまり1にキャラクターに対する感情移入
2に雰囲気(言い回しなど)
漫画が面白くないとしたらそれは大体の場合「感情移入できない」
「雰囲気がありきたりで特に何も感じない」場合が多いように思われます。
というわけでまず「十分な心理描写」
これは別にカイジっぽく台詞で語れということではなく
何を感じているのかがしっかり伝わるように表情やしぐさなど様々な要素で
キャラクターの心理を描写し感情移入させるってことですね。
そして「雰囲気」。
こればっかりは論理がおよぶ所じゃないので
あまり具体的なことは言えませんが
台詞回しから絵の雰囲気まで含めて
「何か目に留まり人を引きつける様な雰囲気を醸し出すこと」が重要と言えるかと思います。
せいぜい言えるとしたら「引出しを多く持つ」くらいでしょうか。
うーん・・・やっぱ雰囲気はその人の人間性や感性からにじみ出る物なので
具体的なことは言いようがないですね。
「乙嫁語り」なんかただの風景だけでガッツリハートつかんできますし。
風景だけで人の心をつかむ方法論を確立せよと言われてもちょっと無理めだな。
多分心理学的に細かく分析したら要素の抽出ができるんだろうとは思うけど
心理学とか門外漢だし。
あ、文字にしてみて一周回ってもやっぱ無理だった。
「面白い漫画」に共通する要素は何かというのを聞かれたとき
私は「オーラのあるマンガ」と表現します。
なんというか話の展開も設定もありきたりだし台詞回しが特にぶっ飛んでるわけでもないけど
無性に面白い漫画ってのがありそういうのはほぼ例外なく売れてます。
この「オーラ」というのが何かというのをちょっと論理でできるとこまで考えてみたいと思います。
まぁ上手く説明できねーから「オーラ」って言い方してるんだけども。
まず例題として「桃太郎」をあげてみましょう。
名作ですが一般的に漫画を読む年齢層が読んで面白いもんではありません。
ではこれを漫画にしたとき何を改変をすれば一番面白くなるか?
基本ストーリーと登場人物は変わりません。
それを要素ごとに改編した場合
一番面白くなる要素を明確にするために
変更点を箇条書きにしていきたいと思います。
「絵が超美麗な桃太郎」
・・・・多分一回読んだらというか絵を眺めたらもう満足ですね。
「話にこだわった桃太郎」
犬猿キジを仲間にする際に駆け引きやドラマや過去があるんでしょう。
まぁ面白いっちゃ面白いとおもいます。
「設定にこだわった桃太郎」
実は鬼が島はどうこうで~桃から生まれた秘密は~といった感じでしょうか。
まぁ面白いっちゃ面白いです。それほどでもないけど。
「言い回しがブラックラグーンな桃太郎」
キジ「よぉ。桃の字。鬼退治に行くんだって?物好きな野郎だ。
神がお留守の肥溜めみてぇな島へ
わざわざケツに金棒に突っ込まれに行くってんだからな」
桃「かわいそうに鳥頭が。雉も鳴かずば撃たれまいってママに教わらなかったか」
犬「ヘイ。そこまでだ。取引ってやつぁcoolにやるもんだ。それで世はこともなし。そうだろ?ピーチボーイ」
・・・・・大分面白いと思います。
「心理描写がカイジ並みに詳細な桃太郎」
(ばかなっ・・・キビ団子3つ要求・・・だと・・・!?
ありえないっ・・・強欲っ・・・この猿・・・強欲・・・っ
応じるわけにはわけにはいかない・・・っ
コイツに3つくれてやれば当然犬も同じ数を要求してくる・・・っ
キビ団子が鬼が島到着前に尽きる・・・っ確実に・・・っ!!)
うん。普通に読みたいです。
とりあえず列挙した中では
心理描写を徹底した桃太郎が一番面白いと思います。
次点で言い回しが面白い桃太郎。
ストーリーや設定は2の次って感じですね。
これは心理描写というのが
漫画のキャラクターに共感させる為の最重要要素だからではないかと思います。
つまり1にキャラクターに対する感情移入
2に雰囲気(言い回しなど)
漫画が面白くないとしたらそれは大体の場合「感情移入できない」
「雰囲気がありきたりで特に何も感じない」場合が多いように思われます。
というわけでまず「十分な心理描写」
これは別にカイジっぽく台詞で語れということではなく
何を感じているのかがしっかり伝わるように表情やしぐさなど様々な要素で
キャラクターの心理を描写し感情移入させるってことですね。
そして「雰囲気」。
こればっかりは論理がおよぶ所じゃないので
あまり具体的なことは言えませんが
台詞回しから絵の雰囲気まで含めて
「何か目に留まり人を引きつける様な雰囲気を醸し出すこと」が重要と言えるかと思います。
せいぜい言えるとしたら「引出しを多く持つ」くらいでしょうか。
うーん・・・やっぱ雰囲気はその人の人間性や感性からにじみ出る物なので
具体的なことは言いようがないですね。
「乙嫁語り」なんかただの風景だけでガッツリハートつかんできますし。
風景だけで人の心をつかむ方法論を確立せよと言われてもちょっと無理めだな。
多分心理学的に細かく分析したら要素の抽出ができるんだろうとは思うけど
心理学とか門外漢だし。
あ、文字にしてみて一周回ってもやっぱ無理だった。
コミスタ講座2作業環境さらし。
この講座はとりあえず公式全部読んで試して大体把握した人を対象に書きます。
なので細かい説明は一切しませんw
わからない?前の記事と公式読みましょう。
では参考までに私の作業環境さらします。
1 原稿レイヤーテンプレート
まずこのようなレイヤー構成の原稿を一枚作り
ファイル→テンプレートとして登録
で原稿テンプレートにします。
見開きでも同じようなものを作り
そのページを削除することで素材フォルダのマテリアル、ユーザー、ページバックアップに保存します。
(見開きページはテンプレートとして保存できないため)
定規レイヤーはよく使う定規を入れて非表示にしておきます。
俺の場合集中線、平行線、対称定規の3つです。
表示すると全てのレイヤーに対してその定規が使用できるので便利。
フォルダ構成の仕方はとりあえず全部のレイヤーを作った後でそれぞれをフォルダ化。
最後に全部をシフトキーで選択した後フォルダ化すれば
全体フォルダを作ることができます。
コマフォルダフォルダなんかは普通にフォルダ作成で。
さてそれでは具体的な作業手順に入ります。
ちょっと前のやつは作業環境が最新じゃなかったんでまだ発売されてない最新のやつでw
これでは度のレイヤーに何が描いてあるのかわかりませんが
全体フォルダをクリックし全てを選択したうえで左上のカラー表示を押すと
どのレイヤーに何が描いてあるか一目瞭然です。
では作業手順
まず「コマフォルダフォルダ」の中にコマフォルダを作り台詞を入れ下書きをします。
続いてコマ周囲をコマ用白抜きで白く塗りつぶします。
カラー表示されてるので薄緑ですが実際は白です。
そしてコマ用白抜きを非表示にしてコマオーバーキャラフォルダのレイヤーでペン入れをします。
ペン入れをしたら主線を境界選択などを駆使して選択し1主線用白抜きレイヤーで白く塗りつぶし
その周辺には選択範囲を縁取りで白く囲みます。
こうするとコマフォルダをラスター化しなくても「コマを飛び出す人物」が描けます。
一部だけ飛び出したりするときは素直にコマフォルダーをラスター化して一部だけ切り取ったほうが早いですけどね。
コマ用白抜きを表示してコマ内部のキャラを2コマ内用キャラフォルダの中のレイヤーに描いていきます。
コマフォルダにはもともとこの「はみ出さない機能」がありますが
コマフォルダの中にそれぞれ大量のレイヤーを作らねばならずレイヤー数が多くなりすぎるので私は使いません。
そして背景フォルダを使って背景を描きます。
白抜きしてあるのでザクザク描いちゃっても大丈夫。
後からキャラを動かすときも安心。
「トーンなどレイヤー」を使ってラスターレイヤー上にグラデーションや模様などを描きます。
トーンレイヤー使ってもいいんだけどレイヤー数が多くなりすぎると気持ち悪いのであんまりしません。
最後に影トーン処理をして完成。
全体フォルダをクリックしてカラー表示を終了すれば白黒原稿になります。
なので細かい説明は一切しませんw
わからない?前の記事と公式読みましょう。
では参考までに私の作業環境さらします。
1 原稿レイヤーテンプレート
まずこのようなレイヤー構成の原稿を一枚作り
ファイル→テンプレートとして登録
で原稿テンプレートにします。
見開きでも同じようなものを作り
そのページを削除することで素材フォルダのマテリアル、ユーザー、ページバックアップに保存します。
(見開きページはテンプレートとして保存できないため)
定規レイヤーはよく使う定規を入れて非表示にしておきます。
俺の場合集中線、平行線、対称定規の3つです。
表示すると全てのレイヤーに対してその定規が使用できるので便利。
フォルダ構成の仕方はとりあえず全部のレイヤーを作った後でそれぞれをフォルダ化。
最後に全部をシフトキーで選択した後フォルダ化すれば
全体フォルダを作ることができます。
コマフォルダフォルダなんかは普通にフォルダ作成で。
さてそれでは具体的な作業手順に入ります。
ちょっと前のやつは作業環境が最新じゃなかったんでまだ発売されてない最新のやつでw
これでは度のレイヤーに何が描いてあるのかわかりませんが
全体フォルダをクリックし全てを選択したうえで左上のカラー表示を押すと
どのレイヤーに何が描いてあるか一目瞭然です。
では作業手順
まず「コマフォルダフォルダ」の中にコマフォルダを作り台詞を入れ下書きをします。
続いてコマ周囲をコマ用白抜きで白く塗りつぶします。
カラー表示されてるので薄緑ですが実際は白です。
そしてコマ用白抜きを非表示にしてコマオーバーキャラフォルダのレイヤーでペン入れをします。
ペン入れをしたら主線を境界選択などを駆使して選択し1主線用白抜きレイヤーで白く塗りつぶし
その周辺には選択範囲を縁取りで白く囲みます。
こうするとコマフォルダをラスター化しなくても「コマを飛び出す人物」が描けます。
一部だけ飛び出したりするときは素直にコマフォルダーをラスター化して一部だけ切り取ったほうが早いですけどね。
コマ用白抜きを表示してコマ内部のキャラを2コマ内用キャラフォルダの中のレイヤーに描いていきます。
コマフォルダにはもともとこの「はみ出さない機能」がありますが
コマフォルダの中にそれぞれ大量のレイヤーを作らねばならずレイヤー数が多くなりすぎるので私は使いません。
そして背景フォルダを使って背景を描きます。
白抜きしてあるのでザクザク描いちゃっても大丈夫。
後からキャラを動かすときも安心。
「トーンなどレイヤー」を使ってラスターレイヤー上にグラデーションや模様などを描きます。
トーンレイヤー使ってもいいんだけどレイヤー数が多くなりすぎると気持ち悪いのであんまりしません。
最後に影トーン処理をして完成。
全体フォルダをクリックしてカラー表示を終了すれば白黒原稿になります。
コミスタってのはリアル「ドラえもん」なんです
先日ブレイドの忘年会に参加させていただいていろいろお話伺いましたが
プロの間でも需要高いっぽいのでコミスタ講座やろうと思います。
マジで無限トーン発生装置としてしか使ってない方が結構おられるようなんで。
まず最初に一つ覚えておいていただきたい。
コミスタってのはドラえもん並みのチートアシスタントです。
「チーフ」アシじゃないです「チート」アシです。
無限にトーンやインクを生産し
背景を数十秒で生成し
一度描いた絵を変形させ修正し
メタセコイアなどと協力すれば難しい背景や小物を
3Dで自在に作っていくらでも何度でも使えて
自分専用トーンやブラシを好きなだけ作れて
トーンを変形させてパースを持った背景や模様を
あっという間に作成できて
うんざりするような集中線や平行線を一瞬で作成し
普通に描いた線を流線や集中線に変更し
人間のアシさんと違ってネームから完成まで
付きっきりでサポートし続けてくれる化け物です。
人間のアシさん使ったことないのでわかりませんが
多分使いこなせばアシさん3人分くらいの働きを普通にします
コミスタをトーンやべただけに使うってのは
ドラえもんをアシスタントに雇っておきながら
無限インクと無限トーンだけ出させて
肝心のドラえもんは後ろで正座させてるようなもんです。
もったいないお化けが助走つけて殴ってくるレベル。
というわけでまずお休みを一日つくりましょう。
コミスタ鍛錬のためだけに使う日を一日設定してください。
その日は一日中コミスタの研究と練習に明け暮れていただきます。
OK?
じゃあまずはこれです。
http://www.clip-studio.com/clip_site/download/comicstudio/csupdater/indexコミスタアップデータ
とりあえず最新版にアップデートしましょう。
いろんな機能が追加でもらえます。
それが終わったら
http://www.clip-studio.com/clip_site/howto/library/categories/view/comicstudio
セルシスコミスタ使い方講座
公式の使い方講座を全部読みましょう。
たくさんあるけど全部読みましょう。
全部読んで読みながらコミスタでその機能を試して覚えましょう。
とにかく全部。片っ端から。
とにかく全機能を使ってみて大体でいいので把握しましょう。
ショートカットなども調べてとにかくやってみましょう。
やってみないことにはその機能が
合うのか合わないのかすら判断できません。
全部試すのは当然としてその上で私がお勧めする機能はこれです。
「ベクターレイヤー」
線画専門レイヤ―。描いた線を自在に動かしたり、滑らかにしたり
細くしたり太くしたりできて拡大縮小も自在という鬼レイヤー。
交点消去で線が交わったとこまで消せるなどという魔法のレイヤー。
ただしべた塗などはできないのでそれは別のレイヤーで。
交点消去と線修正のおかげでちょっと勢いつけて描いても修正できるので
ザクザク描いて修正というやり方がおすすめ。
ただあんまりいい加減すぎると今度は修正に時間かかるのでそのへんのバランスは必要。
「パターンブラシ」
自分で作ったブラシを使えるのが大きい。
アイディア次第で使い方は無限大。
草を生やすとか木を描くなんてのは基本中の基本。
コンクリートや岩石の写真を読み込んで白黒レイヤーに変換し
それをブラシにすれば自在にサイズを変えられるテクスチャとして使えるし
リボンツールを上手に使えばガソリン爆発も容易く表現可能。
遠くのビル群なんかは一度描いてブラシにしてしまえば後はそれを並べるだけで背景完成。
使いこなせば簡単な背景なんか数十秒で完成します。
「3Dレンダリング」
3Dのオブジェクトを2Dの絵にしてくれる機能。
人工物背景をあっという間に生成してくれる。
デフォルトで十分な数の3Dモデルがある上に
用途に応じて3Dモデルも別売りしてる。
さらにメタセコイアと組み合わせれば自分専用3Dも容易。
↑メタセコイアで作ってみたオリジナル銃器です。
これいちいち描こうと思ったら大変ですが・・・・
3Dレンダリングならこの通り。
あっという間に生成できます。
コイツを下書きにするもよしコイツを適当に加工して完成させるもよし。です。
ちなみに俺メタセコイア歴約4日ほど。
メタセコイアはめちゃ簡単なので1週間もあればだれでも3Dモデリングが可能です。
とりあえず「初めて4日くらい」でこのくらいの3Dは作れます、
モデリングにかかった時間は約6時間。
ソースは俺。
ちなみにアイディア次第で
こういう風に稼動させたりもできるのぜw
↓バイポッドとモノポッドを展開
ちなみにどうでもいいけど銃身を発射時にショートリコイルさせたり
マガジンを取り外したりもできるのぜ。
さて大体こんな感じです。
ちゃんと使えばコミスタは神ツールになりますので
プロの方もそうでない方もぜひ1日使って
使いこなしてみてください。
プロの間でも需要高いっぽいのでコミスタ講座やろうと思います。
マジで無限トーン発生装置としてしか使ってない方が結構おられるようなんで。
まず最初に一つ覚えておいていただきたい。
コミスタってのはドラえもん並みのチートアシスタントです。
「チーフ」アシじゃないです「チート」アシです。
無限にトーンやインクを生産し
背景を数十秒で生成し
一度描いた絵を変形させ修正し
メタセコイアなどと協力すれば難しい背景や小物を
3Dで自在に作っていくらでも何度でも使えて
自分専用トーンやブラシを好きなだけ作れて
トーンを変形させてパースを持った背景や模様を
あっという間に作成できて
うんざりするような集中線や平行線を一瞬で作成し
普通に描いた線を流線や集中線に変更し
人間のアシさんと違ってネームから完成まで
付きっきりでサポートし続けてくれる化け物です。
人間のアシさん使ったことないのでわかりませんが
多分使いこなせばアシさん3人分くらいの働きを普通にします
コミスタをトーンやべただけに使うってのは
ドラえもんをアシスタントに雇っておきながら
無限インクと無限トーンだけ出させて
肝心のドラえもんは後ろで正座させてるようなもんです。
もったいないお化けが助走つけて殴ってくるレベル。
というわけでまずお休みを一日つくりましょう。
コミスタ鍛錬のためだけに使う日を一日設定してください。
その日は一日中コミスタの研究と練習に明け暮れていただきます。
OK?
じゃあまずはこれです。
http://www.clip-studio.com/clip_site/download/comicstudio/csupdater/indexコミスタアップデータ
とりあえず最新版にアップデートしましょう。
いろんな機能が追加でもらえます。
それが終わったら
http://www.clip-studio.com/clip_site/howto/library/categories/view/comicstudio
セルシスコミスタ使い方講座
公式の使い方講座を全部読みましょう。
たくさんあるけど全部読みましょう。
全部読んで読みながらコミスタでその機能を試して覚えましょう。
とにかく全部。片っ端から。
とにかく全機能を使ってみて大体でいいので把握しましょう。
ショートカットなども調べてとにかくやってみましょう。
やってみないことにはその機能が
合うのか合わないのかすら判断できません。
全部試すのは当然としてその上で私がお勧めする機能はこれです。
「ベクターレイヤー」
線画専門レイヤ―。描いた線を自在に動かしたり、滑らかにしたり
細くしたり太くしたりできて拡大縮小も自在という鬼レイヤー。
交点消去で線が交わったとこまで消せるなどという魔法のレイヤー。
ただしべた塗などはできないのでそれは別のレイヤーで。
交点消去と線修正のおかげでちょっと勢いつけて描いても修正できるので
ザクザク描いて修正というやり方がおすすめ。
ただあんまりいい加減すぎると今度は修正に時間かかるのでそのへんのバランスは必要。
「パターンブラシ」
自分で作ったブラシを使えるのが大きい。
アイディア次第で使い方は無限大。
草を生やすとか木を描くなんてのは基本中の基本。
コンクリートや岩石の写真を読み込んで白黒レイヤーに変換し
それをブラシにすれば自在にサイズを変えられるテクスチャとして使えるし
リボンツールを上手に使えばガソリン爆発も容易く表現可能。
遠くのビル群なんかは一度描いてブラシにしてしまえば後はそれを並べるだけで背景完成。
使いこなせば簡単な背景なんか数十秒で完成します。
「3Dレンダリング」
3Dのオブジェクトを2Dの絵にしてくれる機能。
人工物背景をあっという間に生成してくれる。
デフォルトで十分な数の3Dモデルがある上に
用途に応じて3Dモデルも別売りしてる。
さらにメタセコイアと組み合わせれば自分専用3Dも容易。
↑メタセコイアで作ってみたオリジナル銃器です。
これいちいち描こうと思ったら大変ですが・・・・
3Dレンダリングならこの通り。
あっという間に生成できます。
コイツを下書きにするもよしコイツを適当に加工して完成させるもよし。です。
ちなみに俺メタセコイア歴約4日ほど。
メタセコイアはめちゃ簡単なので1週間もあればだれでも3Dモデリングが可能です。
とりあえず「初めて4日くらい」でこのくらいの3Dは作れます、
モデリングにかかった時間は約6時間。
ソースは俺。
ちなみにアイディア次第で
こういう風に稼動させたりもできるのぜw
↓バイポッドとモノポッドを展開
ちなみにどうでもいいけど銃身を発射時にショートリコイルさせたり
マガジンを取り外したりもできるのぜ。
さて大体こんな感じです。
ちゃんと使えばコミスタは神ツールになりますので
プロの方もそうでない方もぜひ1日使って
使いこなしてみてください。
漫画描画速度高速化訓練
久々にイラストレータ&漫画家志望の友人に会って
いろいろレクチャーしたのでご紹介。
コミスタ使いの人向けです。
手が遅い。
1Pに半日以上かかる。
そんな方々にお勧めの訓練法です。
実行してできるようになれば
最大速度で10日/40Pをゼロから完成できる程度にはなります。
ソースは俺。
まず全体の流れ
「プロット」パソコンのメモ帳に
ぺージごとに大体の状況と台詞を入力しストーリーを作る。
このセリフはそのままコミスタに読み込んで使用する。
===============================
例「作品タイトルなど」
1
通学路を走る少女
「遅刻遅刻~~」
曲がり角で何かとぶつかる
「きゃっ」
「おっと・・・」
2 3
名状しがたき冒涜的な忌まわしい何か
「大丈夫?」
どきっ
4
青ざめたような興奮したような紫色の顔で
鼻水と涎を垂れ流しただただ震えながら失禁する少女
(え・・・何この胸の高鳴り・・・これって恋?)
名状しがたき忌まわしき何か
「ど・・・どうしたの?」
============================
など
一日~3日。
最重要項目なので推敲してかまわないが
最低でも1話40Pは一日以内におさめるつもりでいること。
「ネーム、下書き」
コミスタでコマを割り台詞をメモ帳からコピーアンドペーストしてコマと吹き出しを作成
下書きとネームは同一として時間短縮。
ページあたり30分以下。
1日以内。
スピード重視。
「ペンいれ」
ペン入れのみ全P行う。
仕上げはしない。
これは最低でもペン入れ状態+簡易仕上げで入稿できるようにするための処置。
一コマあたり10分前後。
1P一時間~最低でも2時間。
「仕上げ」
まとめてトーンなどの仕上げを行う。
この時点で「一応完成原稿」を作り編集部に送信。
ページあたり10分~15分。
最低限形にする。
欄外「最終仕上げ」
修正を繰り返して時間がかかってしまう人は
一度一応完成原稿を入稿した「後」で最終修正を行う。
「一応完成原稿」を完成させさえすればあとは締め切りまで好きなだけ修正してかまいません。
原稿が早めに手元に「ある」と「無い」では編集者からの心証が天地ほど違います。
とにかく「一応完成原稿」を早めに仕上げ送って推敲や修正は
そのあとゆっくり好きなだけ行ってください。
以下
「訓練プログラム」
1。まず「セルシスホームページ」で最新版アップデートをダウンロードし
「コミスタの使い方講座」などを一から全部読み
落書きや実験、練習用作品などを描き使い方を把握してください。
これを把握してないのとしているのとでは作業効率がだいぶ違います。
特に「トーン」「パターンブラシ」の作り方や登録方法はしっかり調べて
自在にできるようになってください。
簡単な背景なら数十秒で描けるようになります。
あと「ベクターレイヤー」を使い慣れてください。
線画の修正が自由自在にできます。
2
大体把握できたら訓練開始です。
訓練1
まずプロットを作成し手順に従ってコミスタで作品を作ります。
少ないページ数でも構いません。
その際「絶対時間厳守」で行ってください。
プロットは一日以下。
ネームはPあたり「30分」
ペン入れはページあたり「一時間」
仕上げはページあたり「30分」。
タイマーや音楽などで時間を区切り
時間が来たら終わっていなくても次のページに進んでください。
そして「時間厳守した場合どのくらいまでできるのか」把握してください。
つまりプロットを除けばページあたりゼロから2時間で完成ということです。
訓練2
先ほどと同じ方式、同じ時間で今度は確実に「完成」させてください。
白っぽくても何でもいいので「完成」させてください。
その完成原稿を「一応完成原稿」とします。
ますはこの「一応完成原稿」を時間内に作れるようにしてください。
そうした場合仮に一日10時間作業したとすると
1日5Pは完成させられる計算になり40Pの「一応完成原稿」をプロットなど含めて
10日で完成できる理屈になります。
月刊誌40Pなら残り20日の全てをプロットや修正、その他自由に使うことが可能です。
「自分が納得するかどうか」ではなく
「時間」に合わせていただきます。
高速で描けるようになれば余った時間で
「より完成度の高い原稿」も可能です。
そして締め切りに間に合わない恐れがなくなります。
時間をしっかり遵守し
この「一応完成原稿」を作ることにまず慣れていただきます。
これをやったうえで
この速度+少々で自分が納得できるクオリティにまで引き上げれば訓練完了です。
以上。高速化訓練手順でした。
いろいろレクチャーしたのでご紹介。
コミスタ使いの人向けです。
手が遅い。
1Pに半日以上かかる。
そんな方々にお勧めの訓練法です。
実行してできるようになれば
最大速度で10日/40Pをゼロから完成できる程度にはなります。
ソースは俺。
まず全体の流れ
「プロット」パソコンのメモ帳に
ぺージごとに大体の状況と台詞を入力しストーリーを作る。
このセリフはそのままコミスタに読み込んで使用する。
===============================
例「作品タイトルなど」
1
通学路を走る少女
「遅刻遅刻~~」
曲がり角で何かとぶつかる
「きゃっ」
「おっと・・・」
2 3
名状しがたき冒涜的な忌まわしい何か
「大丈夫?」
どきっ
4
青ざめたような興奮したような紫色の顔で
鼻水と涎を垂れ流しただただ震えながら失禁する少女
(え・・・何この胸の高鳴り・・・これって恋?)
名状しがたき忌まわしき何か
「ど・・・どうしたの?」
============================
など
一日~3日。
最重要項目なので推敲してかまわないが
最低でも1話40Pは一日以内におさめるつもりでいること。
「ネーム、下書き」
コミスタでコマを割り台詞をメモ帳からコピーアンドペーストしてコマと吹き出しを作成
下書きとネームは同一として時間短縮。
ページあたり30分以下。
1日以内。
スピード重視。
「ペンいれ」
ペン入れのみ全P行う。
仕上げはしない。
これは最低でもペン入れ状態+簡易仕上げで入稿できるようにするための処置。
一コマあたり10分前後。
1P一時間~最低でも2時間。
「仕上げ」
まとめてトーンなどの仕上げを行う。
この時点で「一応完成原稿」を作り編集部に送信。
ページあたり10分~15分。
最低限形にする。
欄外「最終仕上げ」
修正を繰り返して時間がかかってしまう人は
一度一応完成原稿を入稿した「後」で最終修正を行う。
「一応完成原稿」を完成させさえすればあとは締め切りまで好きなだけ修正してかまいません。
原稿が早めに手元に「ある」と「無い」では編集者からの心証が天地ほど違います。
とにかく「一応完成原稿」を早めに仕上げ送って推敲や修正は
そのあとゆっくり好きなだけ行ってください。
以下
「訓練プログラム」
1。まず「セルシスホームページ」で最新版アップデートをダウンロードし
「コミスタの使い方講座」などを一から全部読み
落書きや実験、練習用作品などを描き使い方を把握してください。
これを把握してないのとしているのとでは作業効率がだいぶ違います。
特に「トーン」「パターンブラシ」の作り方や登録方法はしっかり調べて
自在にできるようになってください。
簡単な背景なら数十秒で描けるようになります。
あと「ベクターレイヤー」を使い慣れてください。
線画の修正が自由自在にできます。
2
大体把握できたら訓練開始です。
訓練1
まずプロットを作成し手順に従ってコミスタで作品を作ります。
少ないページ数でも構いません。
その際「絶対時間厳守」で行ってください。
プロットは一日以下。
ネームはPあたり「30分」
ペン入れはページあたり「一時間」
仕上げはページあたり「30分」。
タイマーや音楽などで時間を区切り
時間が来たら終わっていなくても次のページに進んでください。
そして「時間厳守した場合どのくらいまでできるのか」把握してください。
つまりプロットを除けばページあたりゼロから2時間で完成ということです。
訓練2
先ほどと同じ方式、同じ時間で今度は確実に「完成」させてください。
白っぽくても何でもいいので「完成」させてください。
その完成原稿を「一応完成原稿」とします。
ますはこの「一応完成原稿」を時間内に作れるようにしてください。
そうした場合仮に一日10時間作業したとすると
1日5Pは完成させられる計算になり40Pの「一応完成原稿」をプロットなど含めて
10日で完成できる理屈になります。
月刊誌40Pなら残り20日の全てをプロットや修正、その他自由に使うことが可能です。
「自分が納得するかどうか」ではなく
「時間」に合わせていただきます。
高速で描けるようになれば余った時間で
「より完成度の高い原稿」も可能です。
そして締め切りに間に合わない恐れがなくなります。
時間をしっかり遵守し
この「一応完成原稿」を作ることにまず慣れていただきます。
これをやったうえで
この速度+少々で自分が納得できるクオリティにまで引き上げれば訓練完了です。
以上。高速化訓練手順でした。
速筆になる方法 (おまけ)
前書いた速筆になる方法の参考例として下書きと完成品を晒します。
完成品
下書き(=ネーム)
私の場合「ネーム」(下書きの下書き)⇒「下書き」⇒「ペン入れ」
のうち「下書き」の工程が丸々ありません。
仮に綿密に下書きをしたとすると多分30分~1時間はかかるので42Pで
40時間、だいたい4日くらいくらいかかってしまうことになります。
下書きと完成品がかなり違う絵になってるあたり
事実上大体の「あたり」しかとらずにペン入れしてる状態であることが分かります。
工程を丸ごと排除はかなりのスピードアップにつながりますのでお試しあれ。
後はまぁ前書いたように「実は何もしてない時間をなくす」「とにかく手を動かす」
これだけやれば月産40~80は普通の手の速度であれば可能なはずです。
ソースは俺。
追記
参考までに42Pの所要日数
プロット 1~3日速ければ半日
ネーム 1日未満
ペン入れ 一日6~10Pで遅くて7日前後
総仕上げ 1日
大体遅くて12日で42P仕上げる計算です。
プロットは大体描き溜めてあるので実作業は9日。
速いときは6日くらいで42P完成します。
・・・・・バラバラじゃねーかwww
ネームは1P20分~30分くらい
ペン入れはキャラと背景などをざざっと書いてページあたり1時間から~2時間
速い時は40分くらい。トーンなどは総仕上げでやります。
総仕上げは1P10分~30分くらいです。
真っ白状態から完成まで1Pあたり
速い時で1時間半、遅い時で3時間くらいです。
完成品
下書き(=ネーム)
私の場合「ネーム」(下書きの下書き)⇒「下書き」⇒「ペン入れ」
のうち「下書き」の工程が丸々ありません。
仮に綿密に下書きをしたとすると多分30分~1時間はかかるので42Pで
40時間、だいたい4日くらいくらいかかってしまうことになります。
下書きと完成品がかなり違う絵になってるあたり
事実上大体の「あたり」しかとらずにペン入れしてる状態であることが分かります。
工程を丸ごと排除はかなりのスピードアップにつながりますのでお試しあれ。
後はまぁ前書いたように「実は何もしてない時間をなくす」「とにかく手を動かす」
これだけやれば月産40~80は普通の手の速度であれば可能なはずです。
ソースは俺。
追記
参考までに42Pの所要日数
プロット 1~3日速ければ半日
ネーム 1日未満
ペン入れ 一日6~10Pで遅くて7日前後
総仕上げ 1日
大体遅くて12日で42P仕上げる計算です。
プロットは大体描き溜めてあるので実作業は9日。
速いときは6日くらいで42P完成します。
・・・・・バラバラじゃねーかwww
ネームは1P20分~30分くらい
ペン入れはキャラと背景などをざざっと書いてページあたり1時間から~2時間
速い時は40分くらい。トーンなどは総仕上げでやります。
総仕上げは1P10分~30分くらいです。
真っ白状態から完成まで1Pあたり
速い時で1時間半、遅い時で3時間くらいです。