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漫画描画速度高速化訓練
久々にイラストレータ&漫画家志望の友人に会って
いろいろレクチャーしたのでご紹介。
コミスタ使いの人向けです。
手が遅い。
1Pに半日以上かかる。
そんな方々にお勧めの訓練法です。
実行してできるようになれば
最大速度で10日/40Pをゼロから完成できる程度にはなります。
ソースは俺。
まず全体の流れ
「プロット」パソコンのメモ帳に
ぺージごとに大体の状況と台詞を入力しストーリーを作る。
このセリフはそのままコミスタに読み込んで使用する。
===============================
例「作品タイトルなど」
1
通学路を走る少女
「遅刻遅刻~~」
曲がり角で何かとぶつかる
「きゃっ」
「おっと・・・」
2 3
名状しがたき冒涜的な忌まわしい何か
「大丈夫?」
どきっ
4
青ざめたような興奮したような紫色の顔で
鼻水と涎を垂れ流しただただ震えながら失禁する少女
(え・・・何この胸の高鳴り・・・これって恋?)
名状しがたき忌まわしき何か
「ど・・・どうしたの?」
============================
など
一日~3日。
最重要項目なので推敲してかまわないが
最低でも1話40Pは一日以内におさめるつもりでいること。
「ネーム、下書き」
コミスタでコマを割り台詞をメモ帳からコピーアンドペーストしてコマと吹き出しを作成
下書きとネームは同一として時間短縮。
ページあたり30分以下。
1日以内。
スピード重視。
「ペンいれ」
ペン入れのみ全P行う。
仕上げはしない。
これは最低でもペン入れ状態+簡易仕上げで入稿できるようにするための処置。
一コマあたり10分前後。
1P一時間~最低でも2時間。
「仕上げ」
まとめてトーンなどの仕上げを行う。
この時点で「一応完成原稿」を作り編集部に送信。
ページあたり10分~15分。
最低限形にする。
欄外「最終仕上げ」
修正を繰り返して時間がかかってしまう人は
一度一応完成原稿を入稿した「後」で最終修正を行う。
「一応完成原稿」を完成させさえすればあとは締め切りまで好きなだけ修正してかまいません。
原稿が早めに手元に「ある」と「無い」では編集者からの心証が天地ほど違います。
とにかく「一応完成原稿」を早めに仕上げ送って推敲や修正は
そのあとゆっくり好きなだけ行ってください。
以下
「訓練プログラム」
1。まず「セルシスホームページ」で最新版アップデートをダウンロードし
「コミスタの使い方講座」などを一から全部読み
落書きや実験、練習用作品などを描き使い方を把握してください。
これを把握してないのとしているのとでは作業効率がだいぶ違います。
特に「トーン」「パターンブラシ」の作り方や登録方法はしっかり調べて
自在にできるようになってください。
簡単な背景なら数十秒で描けるようになります。
あと「ベクターレイヤー」を使い慣れてください。
線画の修正が自由自在にできます。
2
大体把握できたら訓練開始です。
訓練1
まずプロットを作成し手順に従ってコミスタで作品を作ります。
少ないページ数でも構いません。
その際「絶対時間厳守」で行ってください。
プロットは一日以下。
ネームはPあたり「30分」
ペン入れはページあたり「一時間」
仕上げはページあたり「30分」。
タイマーや音楽などで時間を区切り
時間が来たら終わっていなくても次のページに進んでください。
そして「時間厳守した場合どのくらいまでできるのか」把握してください。
つまりプロットを除けばページあたりゼロから2時間で完成ということです。
訓練2
先ほどと同じ方式、同じ時間で今度は確実に「完成」させてください。
白っぽくても何でもいいので「完成」させてください。
その完成原稿を「一応完成原稿」とします。
ますはこの「一応完成原稿」を時間内に作れるようにしてください。
そうした場合仮に一日10時間作業したとすると
1日5Pは完成させられる計算になり40Pの「一応完成原稿」をプロットなど含めて
10日で完成できる理屈になります。
月刊誌40Pなら残り20日の全てをプロットや修正、その他自由に使うことが可能です。
「自分が納得するかどうか」ではなく
「時間」に合わせていただきます。
高速で描けるようになれば余った時間で
「より完成度の高い原稿」も可能です。
そして締め切りに間に合わない恐れがなくなります。
時間をしっかり遵守し
この「一応完成原稿」を作ることにまず慣れていただきます。
これをやったうえで
この速度+少々で自分が納得できるクオリティにまで引き上げれば訓練完了です。
以上。高速化訓練手順でした。
いろいろレクチャーしたのでご紹介。
コミスタ使いの人向けです。
手が遅い。
1Pに半日以上かかる。
そんな方々にお勧めの訓練法です。
実行してできるようになれば
最大速度で10日/40Pをゼロから完成できる程度にはなります。
ソースは俺。
まず全体の流れ
「プロット」パソコンのメモ帳に
ぺージごとに大体の状況と台詞を入力しストーリーを作る。
このセリフはそのままコミスタに読み込んで使用する。
===============================
例「作品タイトルなど」
1
通学路を走る少女
「遅刻遅刻~~」
曲がり角で何かとぶつかる
「きゃっ」
「おっと・・・」
2 3
名状しがたき冒涜的な忌まわしい何か
「大丈夫?」
どきっ
4
青ざめたような興奮したような紫色の顔で
鼻水と涎を垂れ流しただただ震えながら失禁する少女
(え・・・何この胸の高鳴り・・・これって恋?)
名状しがたき忌まわしき何か
「ど・・・どうしたの?」
============================
など
一日~3日。
最重要項目なので推敲してかまわないが
最低でも1話40Pは一日以内におさめるつもりでいること。
「ネーム、下書き」
コミスタでコマを割り台詞をメモ帳からコピーアンドペーストしてコマと吹き出しを作成
下書きとネームは同一として時間短縮。
ページあたり30分以下。
1日以内。
スピード重視。
「ペンいれ」
ペン入れのみ全P行う。
仕上げはしない。
これは最低でもペン入れ状態+簡易仕上げで入稿できるようにするための処置。
一コマあたり10分前後。
1P一時間~最低でも2時間。
「仕上げ」
まとめてトーンなどの仕上げを行う。
この時点で「一応完成原稿」を作り編集部に送信。
ページあたり10分~15分。
最低限形にする。
欄外「最終仕上げ」
修正を繰り返して時間がかかってしまう人は
一度一応完成原稿を入稿した「後」で最終修正を行う。
「一応完成原稿」を完成させさえすればあとは締め切りまで好きなだけ修正してかまいません。
原稿が早めに手元に「ある」と「無い」では編集者からの心証が天地ほど違います。
とにかく「一応完成原稿」を早めに仕上げ送って推敲や修正は
そのあとゆっくり好きなだけ行ってください。
以下
「訓練プログラム」
1。まず「セルシスホームページ」で最新版アップデートをダウンロードし
「コミスタの使い方講座」などを一から全部読み
落書きや実験、練習用作品などを描き使い方を把握してください。
これを把握してないのとしているのとでは作業効率がだいぶ違います。
特に「トーン」「パターンブラシ」の作り方や登録方法はしっかり調べて
自在にできるようになってください。
簡単な背景なら数十秒で描けるようになります。
あと「ベクターレイヤー」を使い慣れてください。
線画の修正が自由自在にできます。
2
大体把握できたら訓練開始です。
訓練1
まずプロットを作成し手順に従ってコミスタで作品を作ります。
少ないページ数でも構いません。
その際「絶対時間厳守」で行ってください。
プロットは一日以下。
ネームはPあたり「30分」
ペン入れはページあたり「一時間」
仕上げはページあたり「30分」。
タイマーや音楽などで時間を区切り
時間が来たら終わっていなくても次のページに進んでください。
そして「時間厳守した場合どのくらいまでできるのか」把握してください。
つまりプロットを除けばページあたりゼロから2時間で完成ということです。
訓練2
先ほどと同じ方式、同じ時間で今度は確実に「完成」させてください。
白っぽくても何でもいいので「完成」させてください。
その完成原稿を「一応完成原稿」とします。
ますはこの「一応完成原稿」を時間内に作れるようにしてください。
そうした場合仮に一日10時間作業したとすると
1日5Pは完成させられる計算になり40Pの「一応完成原稿」をプロットなど含めて
10日で完成できる理屈になります。
月刊誌40Pなら残り20日の全てをプロットや修正、その他自由に使うことが可能です。
「自分が納得するかどうか」ではなく
「時間」に合わせていただきます。
高速で描けるようになれば余った時間で
「より完成度の高い原稿」も可能です。
そして締め切りに間に合わない恐れがなくなります。
時間をしっかり遵守し
この「一応完成原稿」を作ることにまず慣れていただきます。
これをやったうえで
この速度+少々で自分が納得できるクオリティにまで引き上げれば訓練完了です。
以上。高速化訓練手順でした。
コメント
No title
先生の漫画いつも楽しく読んでいます。自分も趣味で漫画書くのですが一話構成の話ならなんとか描けるのですが、連載みたいに続きもののような長い話が思いつきません。話を完結させて考えるのが悪いんですかね。なにかコツってあるんですかね?
No title
あざーす^^
読み切りが書けるなら連載は簡単です。
要は「読み切りのとても長い版」が連載なので・・・
まず読み切りのプロットをつくる感じでなが~~い「完結したお話」を考えてみてください。
一回じゃとても描ききれないその話をいいところで切りつつやっていくのが連載です^^
読み切りが書けるなら連載は簡単です。
要は「読み切りのとても長い版」が連載なので・・・
まず読み切りのプロットをつくる感じでなが~~い「完結したお話」を考えてみてください。
一回じゃとても描ききれないその話をいいところで切りつつやっていくのが連載です^^
No title
例
「読み切り」
好きな女の子に紆余曲折経て告白するまでを描いた物語。
「連載」
好きな女の子に告白するまでの紆余曲折をたくさん増やした物語。
「読み切り」
好きな女の子に紆余曲折経て告白するまでを描いた物語。
「連載」
好きな女の子に告白するまでの紆余曲折をたくさん増やした物語。
No title
お話のオチをひたすら伸ばす感じなんですかね。
物語が破綻しないよう管理するのが大変そうです。やっぱりプロは凄い。
プリベルも天空の扉もオチがきまってるなら、どんなオチか自分も推理しながら読んでみます。
楽しみが増えました、貴重なお話ありがとうございます。
物語が破綻しないよう管理するのが大変そうです。やっぱりプロは凄い。
プリベルも天空の扉もオチがきまってるなら、どんなオチか自分も推理しながら読んでみます。
楽しみが増えました、貴重なお話ありがとうございます。
No title
大筋だけ決めておいてそこから外れない範囲であっちこっち寄り道したり新キャラ放り込んだりするだけなので読み切りの方が厳密で難しいですよ^^;
よろしくですー^^
よろしくですー^^
プロットの例がおかしい
No title
え?そうですか?www
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