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久々に政治関係の話でもするか
要望があったのでたまには政治系の話でもするか。
超基本的な話から。
当たり前すぎるほど当たり前の話をしますがこいつは極めて重要ですので
そのつもりで読んでください。
まずイメージしてください。
あなたの目の前に「焚火」があります。
キャンプなどでやる「焚火」です。
さてこの焚火に対して何をするのが正しいか答えてください。
何をするかはいろいろ考えられます。
水をかける。まきを投入しうちわで煽ぐ。何もしないで見ている。ガソリンを投入するなどなど。
さて、どれが正しいでしょう。
・・・・・・・・・・・・
そうですね。答えられません。
なぜならこの焚火は何をするための焚火なのかがわからないからです。
これから料理をするのに水をかけてはいけませんし
焚火の用が済んで去るのであれば水をかけて消火すべきです。
これは
「状況がわかり手段が示され結果が想定できても
「目的」がわからなければ何が正しいか判断できない」ことを意味します。
では目的を定めてみましょう。
この焚火は「これから料理をするために使う焚火」です。
そして「料理をするにはやや火力不足」です。
さて何をするのが正しいでしょうか?
そうですね。まきを投入し団扇で煽って火力を強めるのが「正しい」です。
料理をするために焚火に水をかけるのは「間違い」です。
ではなぜ団扇で煽るのは正しく水をかけるのは間違いなのでしょうか。
そうです。
「目的」に対し「その手段が」「その結果をもたらす」から
「料理に必要な火力を得るためにまきを投入しうちわであおぐ」のは「正しく」
「目的」に対し「その手段が」「その結果をもたらさない」から
「料理に必要な火力を得るためにたき火に水をかける」のは「間違い」なのです。
さてそれでは今度は
「料理をするためにたき火をしているが火力が弱い。
さてどうするのが正しいか?」
という質問を
火のことを全く知らない幼稚園児に聞いてみたとしたらどうでしょう。
その幼稚園児は正しく回答できるでしょうか。
もちろん無理です。
火の事を知らないので水をかければどうなるか
うちわであおげばどうなるか分からないからです。
火を強くするための手段自体も想定できないでしょう。
結果が想定できない場合も
何が正しいか判断できないことがわかりました。
では「これから料理をする。
周囲の状況は秘密だ。
選択できる手段は水をかけると油をかけるだ。
さてどうするのが正しい?」ときたらどうか?
これも答えられません。
周囲の状況がわからないのですから
何も判断しようがありません。
水をかける油をかけると言われても
何にかけてそれでどうなるのかわかりません。
これにより極めて重大なことがわかります。
ちゃんと判断するためには
料理をするという「目的」
焚火の火が弱いという「状況」
団扇であおぐという「手段」
火力が強くなるという「結果の想定」
がすべてそろっていないとできないということです。
また
もし「何が正しいかわからない」とすれば
それは
「「目的」「状況」「手段」「結果」の
いずれかがわかっていないから」であり
「その4つのうち分からない部分を理解すればわかる」
ということがわかります。
つまりまとめると
「何が正しいか判断する」ためには
「目的」と「状況」と「手段」とその「結果」が
必要だということです
そしてそれ以外の何かは必要ではありません。
何が正しいか判断するために必要なのは「目的」「状況」「手段」「結果」の4つだけで
「感情論も観念論も精神論も倫理も主義も思想もその他もろもろも」一切いらないということです。
そして
「料理をするために料理用のたき火に水をかけ消火する」のが間違いであるように
目的と手段と結果が一致しない物を「間違っている」
「料理をするためにたき火を必要な火力になるまで煽る」が正しいように
目的と手段と結果が一致しているものを「正しい」ということがわかりました。
これが「人間が何が正しいか判断するための基準」です。
時代も国も個人の主観も関係なく「本当の意味で当たり前のこと」。
「考え方の違い」でも「価値観の違い」でもなく「論理的必然」です。
これはいつの時代のどの国であろうと「牛乳を買うために金銭の発生しない床に穴を掘って埋める作業を続ける」ものや
「ガソリンスタンドに行くためにその場で足踏みを続ける」ものは居ない、
居たらただの異常者であることからわかります。
誰だって牛乳を買いに行くなら穴を掘って埋めずにスーパーやコンビニに行きますし
ガソリンスタンドに行くのなら足踏みを続けるのではなくガソリンスタンドに行きます。
この「本当の意味で当たり前」ができていない状況を指して「異常事態」、
できない者を指して「愚か者」といいます。
さて以上を踏まえて
政治の話に戻りましょう。
現在日本では大人を含めて非常に多くの人が「政治がわからない」
「何が正しいかわからない」状態にあります。
そうです、
「目的」「状況」「手段」「結果」の
いずれかがわかっていないからです。
日本国の政治の「目的」は何か?
日本国がおかれた現在から将来までの内外の「状況」は?
それを解決するための「手段」は?
そしてそれを行った「結果」は?
これに答えられない、もしくは
極一部の事しか述べられない人は政治のことが「全くわかっていない」ということです。
逆にこれら4つの項目すべてを把握すれば
「料理をするために火力の弱いたき火をどうすればいいか」簡単に分かるように
きちんと「分かる」わけです。
じゃあ一番肝心なところだけ行きましょう。
「日本国の政治の目的は何か?」
「人それぞれ」ですか?
もし「人それぞれ」だとしたら
日本国の政治において「社会的に正しいこと」は一切存在しません。
全ての法案は等価値でありその「個人的目的」と「結果」が一致してさえいれば
それは「全て正しい」ことになります。
個人的に日本人を抹殺することが目的なものが首相になり
自衛隊を出動させて国民を虐殺し始めても
それが目的なのですから「正当」です。
そして基準となる「社会的正当性が存在しない」のですから
「話し合う」ことも何もありません。
なんせ「論理として正しければ結果がどうであろうと一つの価値観として等しく尊重する」のですから
話し合いで決着など絶対つきませんし同意にも至れません。
意見が分かれたら殺し合うか断絶するかしてバラバラになれということです。
日本国よ無数の小国家、あるいは完全な個人としてバラバラになれということです。
これは明らかにおかしいですね。
一体なんのために一億数千万人も集まって我々日本人は国家を形成しているのか?
国家を形成「できている」のか?
それは「一億数千万人が何か一つの明確な目的を持って集まっているから」です。
「国家目的が人それぞれである」が事実なら
そもそも日本国は形成されていないのです。
なんで人それぞれ本当にバラバラなのにわざわざ集まってんだよ?
家族単位でもグループ単位でも好きな奴らだけで集まって
それぞれ「国家」として活動すればいいじゃないかって話で
アナーキストがアナーキー気取る以前にそもそも日本という国家自体が最初から形成されません。
しかし日本国は厳然として存在しています。
よって「国家目的が人それぞれ」というのは明確に事実に反しており間違いです。
「国家目的」は「明確なもの」が「一つだけ」あるということです。
「一億数千万人が結集するほど明確かつ重要な目的がある」ということです。
それはなにか?
先ほどのアナーキーな「バラバラの世界」を想像してみると分かります。
数十人とかせいぜい数百人の「無数の仲良しグループ」だけが存在する
「かつて日本国だったもの」を想定してしましょう。
日本国も政府もそこにはありません。
日本列島に「無数のグループがばらばらに存在している」だけです。
となるとまず「政府が担っていたすべての事象」が消滅します。
警察も全体をまとめる法も軍隊も都市整備計画も道路も水道も電気もありません。
「警察を気取るグループ」は出てくるかもしれませんが
他のグループは別に従う理由もありません。
それぞれのグループがそれぞれの都合で好き勝手にふるまっても
それを罰する武力は存在しません。
存在したとしてもそれはしょせん一グループの勝手な都合にすぎませんし
一部グループの武力などたかが知れているので大したことはできません。
道路を敷こうにもいったい誰が何人でやるというんでしょう。
災害が起こったとして誰が助けるんでしょう。
諸外国が侵攻してきたとして一体どのグループに対抗できるんでしょう。
これただ小国家が無数に存在していた太古の時代に戻っただけです。
グループの能力も太古の時代レベルです。
現在の世界で起こりうる何事にも対抗できません。
さてそのバラバラな仲良しグループたちはその後どうするでしょう?
誰も何も止めることができない無法地帯でそのままで居続けるでしょうか?
いやそんなことはありません。
あったらグループが外敵や環境に各個撃破されて滅ぶだけです。
数が増えて大きなグループになれば他のグループに襲撃を受けることもなくなりますし
より大きな力で大きなことができます。
生き残るために、よりよい生活のために
グループがそれぞれさまざまな方法で吸収合併していくでしょう。
「バラバラな人々の群れ」ですが生き残るためには仕方ないです。
グループはそれぞれ吸収合併を繰り返し最終的には「諸外国に対抗する必要」に迫られ
全部一つのグループとして対抗しようとするでしょう。
「生き残るためには。よりよい生活をするためには。」仕方ないです。
やらなきゃ外国に対抗できないし死んじゃうもの。
さてこの「生き残るため、より良い生活をするための必然として」「一つになった」「仲良しグループ」。
コイツはいったいなんでしょう?
そうです。
これが「国家」であり現在の「日本国」です。
こういう流れを踏んで今の日本は存在するわけです。
じゃあその日本の国家目的は?
政治の目的は?
「その参加者である日本国民が
生き残ることとより良い生活をすること」です。
これで「目的」が明確になりました。
後は「状況」を把握し目的の結果をもたらす手段を行えばいいわけです。
つまりあとはあなたが残りの項目を調べて考えれば「政治がわかる」わけです。
「目的」日本国民の生存と発展
「状況」
日本全体と世界の状況全体を
大雑把でもいいので調べて把握すること。
そして現状のままだとどうなるか想定すること。
(「一部の事実」ではだめです。
関係する状況全体を把握して
初めて「状況が分かった」になります。)
「手段」目的と結果を念頭に置いて考えましょう
「結果」可能な限り正確に。
一切の主観や感情や気分を排し
物理学者のように想定しましょう
そしてその「結果」が「目的」に合致するかどうか
きっちり判断しましょう。
これを行えば政治は「普通にわかる」わけですね。
もう「誰を信じる」とか「だと思う」とかそんなぼんやりしたセリフとはおさらばです。
「価値観の違い」だとか「思想扱い」だとか「一つの考え方として」だとか
そんな
「何も分かってないだけのやつが
分かってないことをごまかして
高みから公平に見ている人を気取るための詐欺」ともお別れです。
自分で「調べて」自分で「考え」ましょう。
先に言っとくけど
分からないままに状況も調べず結果も想定せず
感覚と観念だけで自分で適当に決めた「答え」なんぞは全部捨ててください。
「答え」は状況を調べて結果を想定しなければ出てきません。
それをしていないのに出てきた「答え」や「傾向」や「方向性」を
「思想」とか「主義」とかいいます。
そういうものを持っている人間を「偏っている」とか「歪んでいる」とか言います。
(あなたの感覚に照らして偏っているものが「偏っている」のではありません
状況や結果と関係なく特定の方向性を持っているものを「偏っている」といいます。)
もしあなたが上の4つ、
日本国における「目的」「状況」「手段」「結果」がきちんと答えられないとしたら
あなたは日本国の政治について100%全く分かっていないということです。
状況すら分かってない間に出した「答え」なんてのは
たんに「私はこんな気分です」というのをまるで社会的正当性がある
事実であるかのように偽装しただけの詐欺です。
もちろんそういう「「答え」を守ること」は日本国の国家目的ではありませんので
「どうしたらこれまでの自分の答えが正しかったことにできるか」を考えるのではなく
きちんと「状況を把握して」「結果を考え」ましょう。
わからなかったお!!って人は
次の選挙まで時間はあるので毎日ちょっとずつでも情報収集していきましょうね。
追記
「全体把握」や「情報収集」がどこから手を付けていいやら
見当もつかないという意見をいただいたので追記です。
具体的な方法を説明します。
一切難しく考えなくていいから
とにかく幅広ーく
ネット上の討論を見て回ってください。
それだけでいいです。
いついつまでに「分かれ」とも「判断しろ」とも言いません。
ただひたすらいろんなジャンルのブログや掲示板やニュースサイトなどを見て回って
子供が昆虫の動きを観察するような目で「観察」してください。
何も主張する必要もなければ判断する必要もありません。
ボケーッとでもあちこち見てれば情報が蓄積されて
「勝手にわかってくる」ので無理にがんばってわかろうとしなくていいです。
軍事や経済、政治、世界情勢など様々なジャンルで
いろんな人がいろんなことを言っています。
そして往々にして討論が発生し「貴様は嘘つきだ」と主張し合っています。
それを暇なときにでも片っ端から見て回りましょう。
最初はちんぷんかんぷんでも構いません。
すぐに理解しなくても判断しなくてもいいです。
興味が湧いたジャンルからでも構いません。
とにかく幅広く「ただ見ましょう」。
それを1~2年も続けていればなんとなーく全体の傾向や起こっている事態が把握できてきます。
また嘘つきはボロが出るので「なんかこっち陣営怪しいな」「あ、コイツ嘘つきだ」
「これは嘘でこれは本当だな」ってのが
討論を長い間見ていると全くのド素人でもだんだんわかってきます。
要するに2年ロムれってだけの話です。
それで分からなければ3年4年でもあるいは10年でも構いません。
討論を長い間見ることによってどっちが嘘つきなのか分かり
それは詐欺師や主義者の排除につながります。
また討論はたがいに全力なので詳しいやつらが
情報を次々と繰り出してくれるため多種多様な情報が飛び込んできます。
詳しく知りたいことがあれば質問してみてもいいでしょう。
このようにな~~~んにも難しい話ではないので
今日からでもやってみましょう。
変に気張らず単なる「暇つぶしの習慣」にする。
討論という公開決闘を見て「正しいものを見出す楽しみ」を覚える。
「ごちゃごちゃ考えずにとにかく暇なときにぼけーっと見てみる」ことが大事です。
超基本的な話から。
当たり前すぎるほど当たり前の話をしますがこいつは極めて重要ですので
そのつもりで読んでください。
まずイメージしてください。
あなたの目の前に「焚火」があります。
キャンプなどでやる「焚火」です。
さてこの焚火に対して何をするのが正しいか答えてください。
何をするかはいろいろ考えられます。
水をかける。まきを投入しうちわで煽ぐ。何もしないで見ている。ガソリンを投入するなどなど。
さて、どれが正しいでしょう。
・・・・・・・・・・・・
そうですね。答えられません。
なぜならこの焚火は何をするための焚火なのかがわからないからです。
これから料理をするのに水をかけてはいけませんし
焚火の用が済んで去るのであれば水をかけて消火すべきです。
これは
「状況がわかり手段が示され結果が想定できても
「目的」がわからなければ何が正しいか判断できない」ことを意味します。
では目的を定めてみましょう。
この焚火は「これから料理をするために使う焚火」です。
そして「料理をするにはやや火力不足」です。
さて何をするのが正しいでしょうか?
そうですね。まきを投入し団扇で煽って火力を強めるのが「正しい」です。
料理をするために焚火に水をかけるのは「間違い」です。
ではなぜ団扇で煽るのは正しく水をかけるのは間違いなのでしょうか。
そうです。
「目的」に対し「その手段が」「その結果をもたらす」から
「料理に必要な火力を得るためにまきを投入しうちわであおぐ」のは「正しく」
「目的」に対し「その手段が」「その結果をもたらさない」から
「料理に必要な火力を得るためにたき火に水をかける」のは「間違い」なのです。
さてそれでは今度は
「料理をするためにたき火をしているが火力が弱い。
さてどうするのが正しいか?」
という質問を
火のことを全く知らない幼稚園児に聞いてみたとしたらどうでしょう。
その幼稚園児は正しく回答できるでしょうか。
もちろん無理です。
火の事を知らないので水をかければどうなるか
うちわであおげばどうなるか分からないからです。
火を強くするための手段自体も想定できないでしょう。
結果が想定できない場合も
何が正しいか判断できないことがわかりました。
では「これから料理をする。
周囲の状況は秘密だ。
選択できる手段は水をかけると油をかけるだ。
さてどうするのが正しい?」ときたらどうか?
これも答えられません。
周囲の状況がわからないのですから
何も判断しようがありません。
水をかける油をかけると言われても
何にかけてそれでどうなるのかわかりません。
これにより極めて重大なことがわかります。
ちゃんと判断するためには
料理をするという「目的」
焚火の火が弱いという「状況」
団扇であおぐという「手段」
火力が強くなるという「結果の想定」
がすべてそろっていないとできないということです。
また
もし「何が正しいかわからない」とすれば
それは
「「目的」「状況」「手段」「結果」の
いずれかがわかっていないから」であり
「その4つのうち分からない部分を理解すればわかる」
ということがわかります。
つまりまとめると
「何が正しいか判断する」ためには
「目的」と「状況」と「手段」とその「結果」が
必要だということです
そしてそれ以外の何かは必要ではありません。
何が正しいか判断するために必要なのは「目的」「状況」「手段」「結果」の4つだけで
「感情論も観念論も精神論も倫理も主義も思想もその他もろもろも」一切いらないということです。
そして
「料理をするために料理用のたき火に水をかけ消火する」のが間違いであるように
目的と手段と結果が一致しない物を「間違っている」
「料理をするためにたき火を必要な火力になるまで煽る」が正しいように
目的と手段と結果が一致しているものを「正しい」ということがわかりました。
これが「人間が何が正しいか判断するための基準」です。
時代も国も個人の主観も関係なく「本当の意味で当たり前のこと」。
「考え方の違い」でも「価値観の違い」でもなく「論理的必然」です。
これはいつの時代のどの国であろうと「牛乳を買うために金銭の発生しない床に穴を掘って埋める作業を続ける」ものや
「ガソリンスタンドに行くためにその場で足踏みを続ける」ものは居ない、
居たらただの異常者であることからわかります。
誰だって牛乳を買いに行くなら穴を掘って埋めずにスーパーやコンビニに行きますし
ガソリンスタンドに行くのなら足踏みを続けるのではなくガソリンスタンドに行きます。
この「本当の意味で当たり前」ができていない状況を指して「異常事態」、
できない者を指して「愚か者」といいます。
さて以上を踏まえて
政治の話に戻りましょう。
現在日本では大人を含めて非常に多くの人が「政治がわからない」
「何が正しいかわからない」状態にあります。
そうです、
「目的」「状況」「手段」「結果」の
いずれかがわかっていないからです。
日本国の政治の「目的」は何か?
日本国がおかれた現在から将来までの内外の「状況」は?
それを解決するための「手段」は?
そしてそれを行った「結果」は?
これに答えられない、もしくは
極一部の事しか述べられない人は政治のことが「全くわかっていない」ということです。
逆にこれら4つの項目すべてを把握すれば
「料理をするために火力の弱いたき火をどうすればいいか」簡単に分かるように
きちんと「分かる」わけです。
じゃあ一番肝心なところだけ行きましょう。
「日本国の政治の目的は何か?」
「人それぞれ」ですか?
もし「人それぞれ」だとしたら
日本国の政治において「社会的に正しいこと」は一切存在しません。
全ての法案は等価値でありその「個人的目的」と「結果」が一致してさえいれば
それは「全て正しい」ことになります。
個人的に日本人を抹殺することが目的なものが首相になり
自衛隊を出動させて国民を虐殺し始めても
それが目的なのですから「正当」です。
そして基準となる「社会的正当性が存在しない」のですから
「話し合う」ことも何もありません。
なんせ「論理として正しければ結果がどうであろうと一つの価値観として等しく尊重する」のですから
話し合いで決着など絶対つきませんし同意にも至れません。
意見が分かれたら殺し合うか断絶するかしてバラバラになれということです。
日本国よ無数の小国家、あるいは完全な個人としてバラバラになれということです。
これは明らかにおかしいですね。
一体なんのために一億数千万人も集まって我々日本人は国家を形成しているのか?
国家を形成「できている」のか?
それは「一億数千万人が何か一つの明確な目的を持って集まっているから」です。
「国家目的が人それぞれである」が事実なら
そもそも日本国は形成されていないのです。
なんで人それぞれ本当にバラバラなのにわざわざ集まってんだよ?
家族単位でもグループ単位でも好きな奴らだけで集まって
それぞれ「国家」として活動すればいいじゃないかって話で
アナーキストがアナーキー気取る以前にそもそも日本という国家自体が最初から形成されません。
しかし日本国は厳然として存在しています。
よって「国家目的が人それぞれ」というのは明確に事実に反しており間違いです。
「国家目的」は「明確なもの」が「一つだけ」あるということです。
「一億数千万人が結集するほど明確かつ重要な目的がある」ということです。
それはなにか?
先ほどのアナーキーな「バラバラの世界」を想像してみると分かります。
数十人とかせいぜい数百人の「無数の仲良しグループ」だけが存在する
「かつて日本国だったもの」を想定してしましょう。
日本国も政府もそこにはありません。
日本列島に「無数のグループがばらばらに存在している」だけです。
となるとまず「政府が担っていたすべての事象」が消滅します。
警察も全体をまとめる法も軍隊も都市整備計画も道路も水道も電気もありません。
「警察を気取るグループ」は出てくるかもしれませんが
他のグループは別に従う理由もありません。
それぞれのグループがそれぞれの都合で好き勝手にふるまっても
それを罰する武力は存在しません。
存在したとしてもそれはしょせん一グループの勝手な都合にすぎませんし
一部グループの武力などたかが知れているので大したことはできません。
道路を敷こうにもいったい誰が何人でやるというんでしょう。
災害が起こったとして誰が助けるんでしょう。
諸外国が侵攻してきたとして一体どのグループに対抗できるんでしょう。
これただ小国家が無数に存在していた太古の時代に戻っただけです。
グループの能力も太古の時代レベルです。
現在の世界で起こりうる何事にも対抗できません。
さてそのバラバラな仲良しグループたちはその後どうするでしょう?
誰も何も止めることができない無法地帯でそのままで居続けるでしょうか?
いやそんなことはありません。
あったらグループが外敵や環境に各個撃破されて滅ぶだけです。
数が増えて大きなグループになれば他のグループに襲撃を受けることもなくなりますし
より大きな力で大きなことができます。
生き残るために、よりよい生活のために
グループがそれぞれさまざまな方法で吸収合併していくでしょう。
「バラバラな人々の群れ」ですが生き残るためには仕方ないです。
グループはそれぞれ吸収合併を繰り返し最終的には「諸外国に対抗する必要」に迫られ
全部一つのグループとして対抗しようとするでしょう。
「生き残るためには。よりよい生活をするためには。」仕方ないです。
やらなきゃ外国に対抗できないし死んじゃうもの。
さてこの「生き残るため、より良い生活をするための必然として」「一つになった」「仲良しグループ」。
コイツはいったいなんでしょう?
そうです。
これが「国家」であり現在の「日本国」です。
こういう流れを踏んで今の日本は存在するわけです。
じゃあその日本の国家目的は?
政治の目的は?
「その参加者である日本国民が
生き残ることとより良い生活をすること」です。
これで「目的」が明確になりました。
後は「状況」を把握し目的の結果をもたらす手段を行えばいいわけです。
つまりあとはあなたが残りの項目を調べて考えれば「政治がわかる」わけです。
「目的」日本国民の生存と発展
「状況」
日本全体と世界の状況全体を
大雑把でもいいので調べて把握すること。
そして現状のままだとどうなるか想定すること。
(「一部の事実」ではだめです。
関係する状況全体を把握して
初めて「状況が分かった」になります。)
「手段」目的と結果を念頭に置いて考えましょう
「結果」可能な限り正確に。
一切の主観や感情や気分を排し
物理学者のように想定しましょう
そしてその「結果」が「目的」に合致するかどうか
きっちり判断しましょう。
これを行えば政治は「普通にわかる」わけですね。
もう「誰を信じる」とか「だと思う」とかそんなぼんやりしたセリフとはおさらばです。
「価値観の違い」だとか「思想扱い」だとか「一つの考え方として」だとか
そんな
「何も分かってないだけのやつが
分かってないことをごまかして
高みから公平に見ている人を気取るための詐欺」ともお別れです。
自分で「調べて」自分で「考え」ましょう。
先に言っとくけど
分からないままに状況も調べず結果も想定せず
感覚と観念だけで自分で適当に決めた「答え」なんぞは全部捨ててください。
「答え」は状況を調べて結果を想定しなければ出てきません。
それをしていないのに出てきた「答え」や「傾向」や「方向性」を
「思想」とか「主義」とかいいます。
そういうものを持っている人間を「偏っている」とか「歪んでいる」とか言います。
(あなたの感覚に照らして偏っているものが「偏っている」のではありません
状況や結果と関係なく特定の方向性を持っているものを「偏っている」といいます。)
もしあなたが上の4つ、
日本国における「目的」「状況」「手段」「結果」がきちんと答えられないとしたら
あなたは日本国の政治について100%全く分かっていないということです。
状況すら分かってない間に出した「答え」なんてのは
たんに「私はこんな気分です」というのをまるで社会的正当性がある
事実であるかのように偽装しただけの詐欺です。
もちろんそういう「「答え」を守ること」は日本国の国家目的ではありませんので
「どうしたらこれまでの自分の答えが正しかったことにできるか」を考えるのではなく
きちんと「状況を把握して」「結果を考え」ましょう。
わからなかったお!!って人は
次の選挙まで時間はあるので毎日ちょっとずつでも情報収集していきましょうね。
追記
「全体把握」や「情報収集」がどこから手を付けていいやら
見当もつかないという意見をいただいたので追記です。
具体的な方法を説明します。
一切難しく考えなくていいから
とにかく幅広ーく
ネット上の討論を見て回ってください。
それだけでいいです。
いついつまでに「分かれ」とも「判断しろ」とも言いません。
ただひたすらいろんなジャンルのブログや掲示板やニュースサイトなどを見て回って
子供が昆虫の動きを観察するような目で「観察」してください。
何も主張する必要もなければ判断する必要もありません。
ボケーッとでもあちこち見てれば情報が蓄積されて
「勝手にわかってくる」ので無理にがんばってわかろうとしなくていいです。
軍事や経済、政治、世界情勢など様々なジャンルで
いろんな人がいろんなことを言っています。
そして往々にして討論が発生し「貴様は嘘つきだ」と主張し合っています。
それを暇なときにでも片っ端から見て回りましょう。
最初はちんぷんかんぷんでも構いません。
すぐに理解しなくても判断しなくてもいいです。
興味が湧いたジャンルからでも構いません。
とにかく幅広く「ただ見ましょう」。
それを1~2年も続けていればなんとなーく全体の傾向や起こっている事態が把握できてきます。
また嘘つきはボロが出るので「なんかこっち陣営怪しいな」「あ、コイツ嘘つきだ」
「これは嘘でこれは本当だな」ってのが
討論を長い間見ていると全くのド素人でもだんだんわかってきます。
要するに2年ロムれってだけの話です。
それで分からなければ3年4年でもあるいは10年でも構いません。
討論を長い間見ることによってどっちが嘘つきなのか分かり
それは詐欺師や主義者の排除につながります。
また討論はたがいに全力なので詳しいやつらが
情報を次々と繰り出してくれるため多種多様な情報が飛び込んできます。
詳しく知りたいことがあれば質問してみてもいいでしょう。
このようにな~~~んにも難しい話ではないので
今日からでもやってみましょう。
変に気張らず単なる「暇つぶしの習慣」にする。
討論という公開決闘を見て「正しいものを見出す楽しみ」を覚える。
「ごちゃごちゃ考えずにとにかく暇なときにぼけーっと見てみる」ことが大事です。
久々に更新ー
http://www.nicovideo.jp/watch/sm23068177
新えりママ完成。
上半身2と尻ボーンが入って
スフィアと透明素材で質感を向上。
さーとりあえずサイン本描いて
天空の原稿やってダークドリーム仕上げて
そしたらまたプリベルだ!!
あと昨日プリベル13巻発売しました!!
ずっと原稿してた!!
はははははOTL
新えりママ完成。
上半身2と尻ボーンが入って
スフィアと透明素材で質感を向上。
さーとりあえずサイン本描いて
天空の原稿やってダークドリーム仕上げて
そしたらまたプリベルだ!!
あと昨日プリベル13巻発売しました!!
ずっと原稿してた!!
はははははOTL
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