一人ぼっちの漫画工場

締め切りギリギリでブレイド終了ー。
何とか間に合った。
締め切り明日なのでゆっくり仕上げするのぜ。


で、話は変わるけどロボット描けるようになるかもしれません。
今までメカ描けなかったんですが
グーグル先生にロボットの描き方を聞いたところ
ロボやメカを描くときに基本技として「面取り」なる技があることを発見。
いや知らなかったのよ。
今まで。
面取りってのはこういうことらしい

角を落として面を作ることで工業製品っぽくなるわけですね。
ただの立方体が面取りするだけでなんかのパーツっぽくなりました。

この基本を押さえたらあとはパーツをつけたり削ったりしまくるとロボットになると。
で、やってみたのがこれ





ロボットだ。誰が見てもロボットだ。
こいつがかっこいいかどうかは関係ないんです。
いままでこういうごちゃごちゃした複雑な多面体によるデザインというのがどうしてもできなくて
アーマードコアとかガンダムとかどうやってデザイン考えてんの？と
全く不可思議だったんですが
そのデザインを作り上げる感覚をつかむことに成功したのですよ。

新しい玩具をもらった子供のような気分ですな。
ひゃっはー。

ついでに最近負けっぱなしの桜君を面取りを駆使しつつ描いてみました。



・・・・・・あんまり変わらんけど
まぁロボじゃないしな。

描き文字でダメ出しくらって修整中。
ＬＯの話だけど。
ちなみに次号は載りません。
もう誌面がうまっちゃったらしい。

なぁ・・・・うまい描き文字ってどんなんなの？


いや俺が字汚いことは重々承知してるんだけど
他の売れてる作家さんの描き文字と見比べて見ても何が違うのかわかんねーんですよ。

習字的な意味でのうまさでなく描き文字的なうまさってなんだ。

一応書き文字は絵なのでいろいろ考察はしてみたんですが

１、文字にもベイビネスが適用される。
上部が大きいとかわいい印象に、
下部が大きいとかっこいい印象になる。

１、全体や線自体が丸みを帯びるとかわいく。
角張る、長くなるとかっこよくなる。

１、線の太さに法則的で明確な強弱があるとプロっぽい。
動きを感じさせる。逆に同じ太さだと安定感を感じさせる。

１、水っぽく描くなどの飾り文字は効果的だがやりすぎるとウザイ。


こんなところか・・・・
ぶっちゃけ俺マンガ読むときに描き文字なんか
背景と同じレベルで注目しないんだけど・・・
目に入ってニュアンスが伝わればいい存在というか。
極端な話読めなくても構わない存在だと思うんだけどな・・・・
戦闘シーンの激しい擬音とか。

どなたか分かる方「描き文字はこうしたらいいよとか」アドバイスください・・・ＯＴＬ

実装石をモチーフにした不快生物「妖精」です。
まだ第一案なんで実装石のイメージが強く残ってますが・・・
ファンタジーな存在ではなくれっきとした生物で
言葉を話し人間と意思疎通が可能。
一時ペットとして大ブームを起こしたものの
性格のあまりの不快さや事あるごとに糞尿をまき散らす性質から
瞬く間にゴキブリ以下の害虫と認識され現在に至る。
中身的には今のところ実装石や性格の悪いゆっくりですね。
設定のより大きな差別化が必要だと思います。
まぁ実装石が完成されすぎてるので難しいですが・・・

上のぽわーんとした目をしてるのが一般的な妖精。
語尾に媚びたような適当な言葉がつき、それが名前になってます。
知能の高い個体は語尾に変な言葉はつかず、普通にしゃべります。
性格はだいたいクソの詰まった肉袋ですが
一般人レベルの人格を持つ者も２割ほど、聖人君子や熱血野郎もごく一部います。
下の意志が強そうな眼をしてるのは主人公クラスのキャラ。
知能が高く真っ当。
番号が振ってあるのは虐待ゲームの出場者だからです。
８話ほどプロットを作ってみて気づいたのですが
やはりモノが不快なファンタジー生物だけに最初の数話が困難です。

この妖精のキャラや背景を１～２話かけて説明しないと
熱血な虐待ゲームを戦い抜く妖精たちの活躍が描けない寸法になっちゃうんですよね。
いきなり熱血ゲームから始めるってのもありですが
それだとこの生物自体のキャラがいまいち見えないですし。
でもなるたけ一番最初から熱くぶっ飛ばしたいんだよなぁ・・・
「最初に死体を転がせ」はストーリー作りの基本ですから・・・

（第一話１～２Ｐ目でいきなり強烈なインパクトを与える。
どんなにすばらしい見せ場をクライマックスに持ってきても
最初の１～２Ｐで退屈そうと思われたら読んでもらえないわけですね。）

うーんいややっぱり虐待される生物たちの視点をメインにして
熱血サバイバルを主眼に置くか。
虐待そのものはメインにはできませんからね。
ははやっべ。
８話描いたプロットがパァだぜ。



おまけ。
実装石描いてみました。
ごくありきたりな構図ですねー・・・
まぁ強いてありきたりでないところを上げるとすれば高度３０００ｍだってことかな。

売り上げがいまいちのようです。
まだ分かりませんがややヤバメな感じみたい。
すでに脳内では終了に向けた３話分を考案しつつあります。
あーあ・・・
まだまだ護身グッズの紹介とか
他にも沙織とかかなえとかの設定が生かされるネタもあったのに・・・

まだ打ち切りと決まったわけではありませんが
打ち切りが視野に入るほど不調なのはすでに事実。
つーわけで今作の不調の原因は何か自分で分析してみました。

まず売れないってことは面白くないってことです。
少なくとも多くの人が面白いと思うものではないということです。
要は実力不足。

で、どう実力が足りなかったのかという分析をすると
題材は別に悪くないと思います。
ガチで護身術を突き詰めた格闘漫画というものはあまり聞いたことがありません。（あるかもしれんけど）
武術の一流派の作品でもなければいろんな武術が出てくる作品でもない
武術の根本である護身術をテーマにするというのは間違ってないはずです。
護身術としての突っ込みは今のところ見かけないので
「護身術として間違ったことを描いている」とかそういうこともないと思います。

雑誌をやや間違ってる感はありましたが
それでも面白ければこのネット全盛の時代、人づてに話題になってそれが宣伝となり売れたはずです。
つーことは単純に「マンガとして面白くない」。
護身術の説明やなんかに引っ張られすぎて漫画としての面白さを出せなかったのが敗因と言えましょう。

実際今作は最初の頃まるで話題になりませんでした。
まぁ内容すごく普通だったもんね。

最近「史上最強の弟子ケンイチ」に再度嵌ってるのですがやっぱ面白いもん。
武術うんちくに流されず単純にマンガとして面白い。
キャラが生きてる感じ。

ケンイチも睦月も巻き込まれ体質で受動的なのは同じなのですが
ケンイチのような熱さがない。
反面、ある程度話題になったプリティベルの厚志さんはというと
超強引にガンガン行って引っ張るパワーがある。
そして第一話の２Ｐ目でインパクトかます基本を押さえている。
ここ数話世界が平和になっちゃっておとなしいけど。
巻き込まれたと思ったら巻き込んでるおっさんだもんね。

こっちはプリティベルとは逆に主人公が普通なので
脇役にもっとぶっ飛んだやつを最初からたくさん出すべきでしたね。
そうすれば世界変態同盟も浮くことはなかったろうに。

変にリアルさにこだわってぶっ飛べなかった。
全体の整合性を取るための「練り」と「見通し」が甘かった。
ぶっちゃけ無計画だった。

多分最大の要因はこれでしょう。
護身術のとこだけリアルにしてあとは全部はっちゃけてりゃまた違った結果になったと思います。
最初から世界変態同盟出したり。
世界変態同盟が「暗躍」じゃなくて
ショッカーみたいに暴れまわってる世界にするとか。


あー・・・打ち切りにならないといいなぁ・・・・